競馬はブラッドスポーツと言われるほど
血統が大きく関わってくるスポーツです
競走馬はサラブレッドと呼ばれますが
その語源はThorough(徹底的な、念入りな)bred(品種)で
『徹底的に品種改良された血統』を意味します
競馬おいて血統は切っても切れない存在であることが分りますね
競馬の予想において…その馬のお父さんが誰で…
お母さんが誰なのか…さらには祖父母は誰なのか…
先祖をたどると誰に行き着くのか…
これが遙か100年以上前から脈々と受け継がれる「血統」なのです
名馬のみが自らの血を残すことを許され
その子が走ってまた名馬となり血を残す
こうしてサラブレッドという品種はどんどん改良され
より速くより強くなってきました
「血統」は競走馬の生産に携わる関係者にとってはもちろんのこと
競馬ファンにとってロマンなのです
そして今回、私は第69回神戸新聞杯(GII)で
血統のロマンを求めることにしました
インスピレーションで選んだのは…
父:オルフェーヴル
母:ファシネイション
(母の父:シンボリクリスエス)
のイクスプロージョンです
ファシネイション(母)
未だ目立った活躍馬は出ていませんが
ダービー馬フサイチコンコルドを産んだバレークイーンを祖に持つ母系は
皐月賞馬のヴィクトリー、青葉賞を勝ったアドミラブルなど
多くの活躍馬を送り出す日本でも屈指の優秀な血統です
先週のローズSで3着だったアールドヴィーヴルもこの血統の出身です
シンボリクリスエス(母の父)
言わずと知れた名馬
アメリカで生まれ日本で調教を受けた競走馬
現役時代は天皇賞(秋)、有馬記念をそれぞれ連覇するなど活躍し
2年連続でJRAの年度代表馬(2002年、2003年)に選出されました
ラストランの9馬身差での圧勝劇は今でも忘れられません
産駒代表馬にはエピファネイアがいます
オルフェーヴル(父)
シンボリクリスエスと同様に言わずと知れた名馬
主な勝ち鞍は皐月賞、東京優駿、菊花賞(2011年)
宝塚記念(2012年)、有馬記念(2011年、2013年)
2011年には史上7頭目となる三冠馬となりJRAの年度代表馬に選出されました
2012年、2013年には凱旋門賞に出走し2年連続で2着と好走しました
池添謙一騎手との凱旋門賞…観たかったですね
こうやって父、母、母の父を文書にしてみると
ロマンを感じるし愛着も湧きます
第69回神戸新聞杯(GII)はイクスプロージョンを
我が子のように応援したいと思います
果たしてその結果はどうなる❓