平成に入ってから生まれた人や昭和の終わり頃に産まれた人には
ピンと来ない話になるかも知れませんが
昔の日本はそんなに悪くはない世界だったと思うのです
まだ消費税が無かった頃は物品税と言う税金が課せられていたのですが
特定の商品に少し多めの税金がかけられている?感じで
今のたばこ税を少し安くしたような感じだったと思います
CDやレコードなどに結構大きくかけられていたので
消費税に切り替わった頃にはCD1枚3500円もしていたのが
消費税抜きで2400円位にになっていたので
結構大きな税金だった事が分かるでしょう
ただ、この頃は国の借金である国債は少なくて
いや殆ど無い様な状態に近かったそうなので
国民への負担はかなり少なかった気がします
それもその筈、当時は団塊世代が働き盛りで
日本の経済をけん引していたので
それで色んな事が上手く回っていたのです
大人になる頃にも経済が良く回っていたのなら
今の様な状態にはなっていないと考えられるのです
団塊ジュニアが高校を卒業して専門学校や大学を卒業する頃に
かの有名なバブル崩壊が訪れました
日本の有数の大企業が倒産してしまったり
銀行や証券会社など経済を回す中心に居た様な企業まで
ドンドン倒産して行ったのです
すると当然、新卒で就職活動していた団塊ジュニアが
ことごとく落とされて行きちゃんと就職できた団塊ジュニアは
ジュニアの総人口の約半数とも言われているのです
そうなると今現在日本の経済を
回している筈の団塊ジュニア世代が本来の半数位しか居ないので
経済は健全に回っていないし
日本は厄災が積み重なって来たのもまた、今の疲弊状態に
繋がっていると思うのです
これから、また消費税が上がって10%になりますが
安倍政権が謳っている様な状況にはなりにくいと言うか
政治家の語る言葉が全て虚構に聞こえても仕方が無いと思います